トイレトラブルの解決策
トイレタンクの故障について
タンク内で発生する水漏れトラブルにはさまざまな原因がありますが多くは内部部品の動作不良によって起こります。タンクから水が溢れないように設けられているのがオーバーフロー管でありこの周辺にある部品が正常に作動しなくなったりオーバーフロー管そのものに破損が生じたりすることで水漏れが発生するケースが多く見られます。タンク内部の部品にはそれぞれ耐用年数があり一般的には約十年が目安とされていますがこの年数を超えると動きが悪くなったり腐食が進んだりして水漏れの原因となります。ただし十年以上使用しているからといって必ず不具合が起こるわけではなくゴムフロートなどの消耗部品を定期的に交換していれば二十年から三十年近く使用できる場合もあります。しかし長期間使用していると修理をしようとしても該当する部品がすでに製造終了となっていることがありその場合はタンク本体の交換が必要になります。便器とタンクが分かれているタイプであればタンクのみの交換が可能と考えられがちですが単品交換は費用が高くなることも多く便器とタンクをセットで交換した方が結果的に安くなる場合があります。さらに陶器製のタンクは部品が製造中止と同時に在庫切れになることも少なくないためタンクのみの交換は難しいケースが多いのが実情です。こうした点を踏まえると総合的にはセット交換の方が利点があると言えるでしょう。一方でタンクレストイレの場合はそもそもタンクが存在しないため同様の交換は発生しませんが別の部品トラブルには注意が必要です。例えば水位に応じて給水を制御するボールタップは劣化や故障が起こりやすい部品であり不具合が生じると水が止まらず流れ続けるといったトラブルにつながります。異常を感じた時には早めに点検や修理を行うことで大きな水漏れを防ぐことができます。
トイレタンクが割れてしまったら
トイレタンクが倒れた場合には以下の手順に従って対処することが重要です。
●安全確保をする
トイレタンクが倒れたときには、壊れたガラスや陶器などが飛び散って怪我をする可能性があります。まずは周りを十分に確認し危険がないかを確認して下さい。
●水漏れがある場合は止める
トイレタンクが倒れると水漏れが起こる可能性があります。水漏れがある場合は、水の元栓を止めてから対処して下さい。
●タンクを修理する
タンクが破損している場合には水道業者に修理を依頼するか新しいタンクに交換する必要があります。
●安全な場所に保管する
タンクを修理したり、新しいタンクに交換する前には、タンクを安全な場所に保管して下さい。
●修理費用の請求について確認する
トイレタンクが倒れた原因が自然災害や設備の劣化などによるものである場合、火災保険や住宅保険などから修理費用を請求することができます。詳細は保険会社に確認して下さい。
以上の手順に従ってトイレタンクが倒れた場合には対処することをお勧めします。
トイレタンクだけの交換は限定的である理由
タンクと便器の互換性や配管の接続、固定方法、給排水システムの仕様が一体設計されていることが多く単独での交換が困難な場合が多いためである。まず、タンクと便器はメーカーや型式ごとに異なり、接続部分の寸法や形状が一致しなければ適切に取り付けることができない。次に給水管や排水管の位置が異なると新しいタンクを取り付ける時に追加の配管工事が必要となることがある。また、古いトイレではタンクと便器の固定方法が現在の規格と異なることがあり新しいタンクが適合しないケースも少なくない。トイレ全体の劣化が進んでいる場合、タンクだけを交換しても便器や内部部品が老朽化しているため水漏れや機能不良が発生する可能性が高く結果的に便器ごと交換した方が合理的な選択となることが多い。加えて最新の節水型トイレは便器とタンクが一体化しており個別交換ができない仕様のものも増えている。そのためタンクのみの交換が可能なケースは限られ実時にはトイレ全体を交換する方が適切な場合が多い。